「どうせ苦手だから…」と感じて、数学の勉強を後回しにしていませんか?
実は、数学が苦手なまま放置することには、受験で大きなリスクがあります。
この記事では、数学ができない理由を明確にし、数学の勉強法として今日から実践できる方法を丁寧に解説します。
Contents
① 「苦手だから避ける」はもっとも成績が伸びない行動です
結論から言います。
数学が苦手な状態を放置することは、受験で最も痛手になる選択です。
数学は積み上げ型の教科であり、今日の単元は昨日の理解の上に成り立っています。
「わからない→やらない→もっとわからない」という悪循環が、じわじわと成績の土台を崩していきます。
一方、数学が得意な子の特徴を見ると、ほぼ例外なく「わからないをそのままにしない」習慣があります。
苦手意識は消えなくても、手を止めない姿勢が数学の思考力を育てるのです。
数学の成績が伸びない最大の理由は「才能」ではなく「やり方」と「タイミング」にあります。
正しい勉強法を知れば、苦手は必ず改善できます。
② なぜ数学だけ「苦手」になってしまうのか
理由1:つまずきの場所が見えていない
「数学ができない理由」のほとんどは、「今の単元が難しい」のではなく「数ヶ月前の単元を理解できていないまま進んでしまった」ことにあります。
方程式が解けないのは、実は分数の計算が曖昧なせい、ということが非常に多いのです。
理由2:途中式を書かない習慣
「数学で途中式を書くのはなぜ?」と思う生徒も多いですが、途中式には二つの大切な役割があります。
ひとつは計算ミスの原因を特定すること。
もうひとつは、自分の思考を「見える化」して論理の穴を発見することです。
頭の中だけで計算しようとすると、どこで間違えたかわからなくなります。
理由3:復習をしていない
数学が伸びない理由のひとつに、「授業を聞いただけで終わり」というパターンがあります。
数学は「理解する」と「使える」の間に大きな壁があります。
数学の復習の方法として最も重要なのは、解いた問題を翌日・1週間後に再度解き直すことです。
③数字で見る「数学苦手」の実態
文部科学省や各種教育調査のデータからも、数学に対する苦手意識が早期から形成されていることがわかります。
- 約65%の中学生が「数学は難しい」と感じている(教育調査より)
- 算数・数学への苦手意識は小学4〜5年生頃から生まれやすいといわれている
- 同じ問題を3回繰り返すと定着率が大きく向上する(学習科学の研究)
また、中学生の数学の勉強法に関する研究では、「反復演習」と「ミスの原因分析」を組み合わせた学習が、短期間での成績向上に最も効果的であることが示されています。
計算ミスの原因の多くは「焦り」と「途中式の省略」であり、どちらも習慣で改善できます。
④ 雙葉進学教室の生徒たちに起きた変化
※プライバシー保護のため詳細は一部変更しています。
中2 Aさんのケース(入塾時:定期テスト数学30点台)
最初は「数学は無理」と完全に諦めていたAさん。
診断テストで中1の方程式に穴があることが判明。
そこに戻って基礎を固めただけで、2ヶ月後のテストでは65点に。
「つまずきの場所がわかったら急に解けるようになった」と話してくれました。
中3 Bくんのケース(入塾時:計算はできるが応用問題が全滅)
Bくんの問題は途中式を一切書かないこと。
頭の中だけで解こうとして、複雑な問題でミスが頻発していました。
途中式を必ず書くルールを徹底したところ、計算ミスの原因が「符号の扱い」だとわかり、その弱点だけを集中練習。
数学の思考力が目に見えて伸びました。
中1 Cさんのケース(入塾時:「数学は才能がないから無理」という思い込み)
数学の復習の方法を「解いた翌日に必ずもう一度解く」だけに絞って実践。
1ヶ月後には小テストで満点が出始め、苦手意識が薄れていきました。
数学が得意な子の特徴は才能ではなく習慣だと実感してもらえた事例です。
⑤ 今日からできる!数学苦手を克服する5つの勉強法
中学生の数学の勉強法として、雙葉進学教室が現場で実践している方法を5ステップでまとめました。
ステップ1:つまずきポイントを特定する
まず今どこで止まっているかを明確にします。
模試や定期テストを見直し、間違えた問題を単元ごとに分類しましょう。
苦手な単元が「今習っている単元」なのか「以前の単元」なのかを判断することが、正しい数学の勉強法の出発点です。
ステップ2:途中式を省略しない
途中式が必要な理由は、自分のミスを可視化するためです。
面倒でも手順を一行ずつ書く習慣が、計算ミスの原因を排除し、数学の思考力を伸ばします。
ステップ3:翌日・1週間後に必ず解き直す
最も効果的な数学の復習の方法は「解き直し」です。
一度解いた問題を翌日に再挑戦し、解けなければ解説を読む。
1週間後にもう一度。この3回サイクルで定着率が大幅に上がります。
ステップ4:「なぜ?」を言語化する
数学が得意な子の特徴のひとつは、公式を「なぜそうなるか」まで理解していることです。
公式を暗記するだけでなく、図や言葉で意味を説明できるレベルまで落とし込みましょう。
数学が伸びない理由の多くは「丸暗記」への依存にあります。
ステップ5:毎日15分の継続を優先する
週に1回2時間より、毎日15分の方が定着します。
数学の勉強法は「量より頻度」。
特に中学生の数学の勉強法では、短時間でも毎日手を動かすことが苦手克服の近道です。
あなたのお子さんの「つまずき」を一緒に見つけます。
雙葉進学教室では、数学・理科を専門とした少人数指導でお子さんの「解き方の習慣」から丁寧に指導しています。
体験授業(無料)受付中です。お気軽にお問い合わせください。
大岩裕之(おおいわ ひろゆき) 雙葉進学教室 塾長。数学教育学修士・専修免許状取得。ロンドン・ニューヨーク・上海など6都市での指導を経て、2015年より半田市にて開校。指導歴40年・数学・理科専門。