こんにちは!
「数学が得意になる研究所」へようこそ。
愛知県半田市で数学・理科特化型進学塾「雙葉進学教室」を運営している、
塾長のビッグロック博士です。
小学校の頃は算数が得意で、テストでもいつも高得点を取っていたのに、
中学校に入った途端
「数学が急に難しくなった」
「何をやっているのかわからなくなった」
と頭を抱えるお子様は非常に多くいらっしゃいます。
これがいわゆる「中1の壁」、
小学生から中学生への“学びの変わり目”です。
私はこれまで40年間にわたり、
大阪、沖縄、愛知、そして東京の大手塾の海外校(ロンドン、ニューヨーク、上海など)
で数多くの日本人児童の受験指導を行ってきました。
教育学修士(数学教育)として数学の構造と子どもの認知発達を研究してきた立場から申し上げますと、
このつまずきは決して「子どもの能力不足」ではありません。
原因は、
「算数」から「数学」へ移る際、頭の切り替えが正しく行われていないこと
にあります。
今回は、なぜ急に難しく感じるのか、
その本質である「文字式の世界」を数学の視点から紐解き、
乗り切るための極意をお伝えします。
目次
1. 算数は「答えを出す優しさ」、数学は「仕組みを広げる美しさ」
多くの人が勘違いしがちですが、算数と数学はまったく異なる性質を持った学問です。
- 算数とは: 具体的な数を扱い、計算を工夫して「正しい答え(数値)を出すこと」を目的とした、日常生活に直結する学問です。
- 数学とは: 具体的な数字から離れ、文字や記号を使って「物事のルールや仕組みを一般化(抽象化)すること」を目的とした論理の学問です。
つまり、数学への変わり目を乗り切るための最大の極意は、
「具体的な数字をこねくり回して答えを出す脳(算数脳)」から、
「目に見えない仕組みを記号で整理する脳(数学脳)」
へ回路を切り替えることにあります。
この抽象化へのステップアップこそが、
子どもたちが最初にぶつかる最大の関門なのです。
2. なぜ急に難しく感じるのか?文字式が意味する「抽象世界」の正体
中学校の数学に入ると、
すぐに x や y、a や b といった「文字」が大量に登場します。
ここが最初のつまずきポイントです。
① 「1つの文字」が「無限の数字」を背負っている恐怖
小学校の算数でも「□ を使った式」を習いましたが、あの □ に入るのは基本的に
「たった1つの特定の数字」でした。
しかし、中学校の数学における文字(たとえば x)は、1や100、あるいは -5 や 2/3 など、
「あらゆる数字が代入される可能性を持った箱」
です。
この「何が入るかわからないもの(変数)」
をそのまま受け入れて計算を進めるという抽象的な作業に、
子どもの脳は強い拒絶反応(=急に難しくなった感覚)を覚えるのです。
② 計算の「ゴール」が変わる
算数では、最後に「答えは 50」のようにスッキリした数字が出ることがゴールでした。
ところが数学の文字式では、計算した結果が「2x + 3」のように、
文字が残ったままで終わります。
数学に慣れていないお子様は、これを見て
「え?これで終わり?まだ計算の途中じゃないの?」
と不安になり、無理やり「5x」などとまとめてしまうミスを連発します。
文字式の世界では、
「仕組みを表した式そのものが完成された答えである」
という新しいルールを受け入れる必要があります。
3. 学びの変わり目をスムーズに乗り切るための「具体的な学習行動」
今まで教えた生徒の中でも
確実に数学の思考力を伸ばしていった生徒たちは、
みな一様に以下の正しいステップを踏んでいました。
ステップ①:「文字で置くことのメリット」を実感させる
子どもが文字式を嫌がるのは
「面倒くさい呪文」に見えているからです。
まずは、文字を使うと世界がどれだけ便利になるかを教えてあげましょう。
例えば、
「連続する3つの整数の和は、必ず3の倍数になる」
というルールを、1+2+3=6、2+3+4=9…と無限に試し続けるのは不可能です。
しかし、真ん中の数を n と置いて (n-1) + n + (n+1) = 3n と表せば、
たった1行で「すべての数字で成り立つ仕組み」を証明できる美しさ
があります。
「文字は、無限の数字をスマートにまとめるヒーローなんだ」
というイメージを持たせることが大切です。
ステップ②:数学が苦手な子の共通点「途中式を書かない」を絶対にやめる
数学が苦手になる子は、
頭の中だけで算数のように処理しようとしてノートを白紙のままにしがちです。
文字式の計算や方程式では、
「1行につき、1つの変化だけを書き、=(イコール)を縦に揃えて書く」
というルールを徹底させてください。
自分の思考のプロセスを視覚化(見える化)することこそが、
数学の思考力を鍛える最大の極意です。
4. 半田高校・横須賀高校を目指すなら:中1の初期こそ「手遅れ」を防ぐ分かれ道
愛知県のトップ校である
半田高校や横須賀高校の入試数学を勝ち抜くためには、
この中1で習う文字式や正負の数の概念が
「100%完璧に体得できていること」
が大前提となります。
よく
「4月の数学を疎かにすると、夏休みに手遅れになる」
と言われますが、これは本当です。
中1の最初の段階で、言葉の定義や文字の意味を
「なんとなくの丸暗記」で済ませてしまった子は、
中1後半の「比例・反比例」、中2の「一次関数」といった応用単元が進むにつれて、
完全に置いていかれてしまいます。
「まだ中1だし、定期テスト前だけでいいや」
と放置せず、学びの変わり目である今この瞬間に、
正しい数学の解き方・考え方を身につけることが学年上位をキープする秘訣です。
雙葉進学教室で、算数脳から「数学脳」へ劇的に切り替えよう!
愛知県半田市にある雙葉進学教室は、
半田高校・横須賀高校対策に絶対の自信を持つ、数学・理科特化型の進学塾です。
当塾では、40年の指導経験を持つ私、
ビッグロック博士が、子どもたちが
「どこで思考が止まっているのか」
「算数の癖を引きずっていないか」
をノートの書き方一つから細かく見抜き、
本質的な「数学的思考力」へと導きます。
- 「中学に入ってから、子どもの数学のノートが雑になって心配」
- 「ワークを解いてはいるけれど、文字式の意味を本当に分かっているか怪しい」
- 「将来、半田高校や横須賀高校などの上位校を目指せる土台を今から作りたい」
このようなお悩みをお持ちの保護者様、
ぜひ一度、雙葉進学教室の無料体験授業や学習相談へお越しください。
ただの解法パターンの暗記ではなく、
問題の「仕組み」がスッキリわかって数学が面白くなる、そんな感動をお子様に届けます。
皆様からのお問い合わせを、心よりお待ちしております!
大岩裕之(おおいわ ひろゆき) 雙葉進学教室 塾長。数学教育学修士・専修免許状取得。ロンドン・ニューヨーク・上海など6都市での指導を経て、2015年より半田市にて開校。指導歴40年・数学・理科専門。